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2014年1月20日 (月)

軽アイゼン製作 自作その1 わらじ編

【軽アイゼンの製作 のまえに わらじ作り】

Dscn3938_resize1_2 
地下足袋で行けないような所には行かない

が、私が持つ登山方面での規範。
 
要するに、世帯主なので
「ハードなことはしない」
お遊びなので、山方面でありがちな
「エスカレートしない」という事で、
アイゼン使わなきゃならない様な山行はしない。
 
のだが、基本はそうなのだが、 

5月あたりの山でも、
その行動のほとんどを、半汗かきつつ すたこら行ける気候でも、
頂上直下の北斜面に、ちょびっと根雪が付いている。
てな状況もある。↓
P1090103_resize1
P1090130_resize1
この位の事で取りやめとなると、
それでなくても、年次において時間的に制約がある中での山行なので、

相当その予定は制限されてしまう。
なので、アイゼンが必要になったのだが。
当然ながら、
地下足袋に付けるアイゼンなど見たことがない。
 
スパイク付きの地下足袋もあるのだが、アレは重い。
2足持参したとしても、
途中でノーマル地下足袋から、
スパイク付き地下足袋に履き替えるという手もあるにはあるが、
現場での、その様を想像するにかなりたるい。
 
で、見つけたのがコレ。
Dscn3771_resize1
滑らない
雪道の安全歩行軽アイゼン
とかナンとか。

Dscn3772_resize1
確実に氷をとらえる安心スパイク

とかナンとか。

通勤のビジネスシューズにも装着可能

とかナンとか。

ん?
なら地下足袋にも付くんじゃね?
という事で、購入。

アイゼン部分装着。
写真では足を通していないので、ふにゃとアレだが、
Dscn3773_resize1
よいではないか、よいではないか。
Dscn3775_resize1
ゴムの収縮を利用しての固定だが、
外れるとナンなので、一応ヒモも追加で固定してみた。
綴り紐というのが何ともシュール。
  
  
いざ【実戦投入】

 ダメだった。

上写真のところで使用したんだが、ダメだった。
まあアレだ、登りは平気。だが下り、おまえはダメだ。

下りでは、かかと方面にスパイクがないと、、、効かないんじゃ。

じゃあ下りは逆に付ければイイんじゃね?
と言う向きもあるが、付かないんだなコレが。
地下足袋とのジョイントも心許ない。ゴニョゴニョしてずれる。
 
すべって転んだら、氷で出来たウオータースライダーよろしく滑って、
前を行くD氏の股の下で止まった。
見たら、くるりんとスパイクが地下足袋の甲の方へ来てて笑った。
こんな風に、くるっと。
Dscn3823_resize1
これじゃ、、効く訳がねぇ。。。

まあ、
使用目的が違うからしょうがない。

 
 
これを肥やしに、考えたのが。
【わらじスパイク】
Dscn3846_resize1
地下足袋に直接スパイクピンを取り付ける。
と言う戦法は却下なので、


「スパイクピンを取り付けた物を、状況により地下足袋に装着する」

と言うコンセプトで想像を巡らした。

チェーンを使った軽アイゼンなども検索に掛かったが、
地下足袋への装着が思い浮かばない。

古来より「足袋に草鞋」はセットみたいなものなのだが、
草鞋=わら 
の先入観から、
藁じゃスパイクピンをビス留め出来ないだろ?

てな思考で除外していたら、
科学の粋を集めたビニール紐
で草鞋を編んでいるサイトが目にとまった。
科学の粋、良い響きだ。
ようするに化学繊維なんだがそんなことはどうでもイイ。


しかも種類が多い。
「ポリエステル ナイロン アクリル ビニロン」
ナニナニ系なんてのを含めたらその数は膨大だ。
が、安っすいPPロープに決定。(
700円ぐらい)
 
沢登りをやる人は、
わらじ自体(その材質に)にグリップ性能を求めるようだが、
私の場合、
 
「スパイクピンを固定出来て、地下足袋に装着出来る性能」
 
があればいいから、
安いPPロープにした
まさか、アイゼン自作でわらじ作りから入るとは思わなかった。
わらじ作りに関しては、いろいろなサイトがあるので、
何とかなるだろうと言う事で、材料集めを敢行した。
 
しかしアレだ、
暮れにこんな事をやっていたら、むかしの農閑期のお百姓さんみたいだ。

【用意した材料】

わらじ部分
・PPロープ φ10mm と φ8mm
Dscn3542_resize1
ちなみに、このφ10mmのPPロープが一巻きで70m。値段700円ぐらい。
φ8mmは細いから100mだった。 値段上に同じ。

まずは、わらじを編むにあたり、この様な器具を作る。
と言っても、「ネジ付きフック」を4つどこかに取り付けるだけ。
適当な場所を探していたら、電話を置いている棚が目に留まった。
作業して分かったが、編みながらぎゅっと締めるので、しっかりした所が望ましい。

Dscn3549_resize1
これは、編むときの基準になる。
わらじ作りで足に掛けてやっているのを見たことがあるだろうか。
それで言うところの、足先の代わり。
じゃあ足でいいんじゃね?と言う向きもあるが、あの体勢はくたびれる。


わらじづくりと言っても小難しく考えることはない。
「縦糸を4本張って、横糸をくぐらせて編む」

この繰り返しだろ?と考え、とりあえず試作と言う事で臨んだ。

試 作
Dscn3629_resize1
【試作開始時点での疑問点等】
1、横糸が、何mいるのかが読めないので、
適当に7mぐらい。
2、縦糸は作るわらじの長さの4倍ちょいは必ず掛かるのは読めたが、
それプラス作業上に必要な部分が読めないので、
適当に2mぐらい多め。
3、通常のわらじ作りでは、装着用に輪っかを縦糸か横糸を使って所々に出す。

のは面倒だから試作では除外。
で開始した。
  
結論から言えば、
PPロープはよく締まるので楽。
作業してみなければ分からない所やコツもあるのだが、

とにかくPPロープはよく締まるので楽。
藁で編んだら骨が折れるだろうなぁ。

とか思いつつ、
実戦用のわらじ作りに入る。

  
のだが、あまり写真を撮っていなかったので、
2度目の登山靴用に作ったヤツも取り混ぜて載せる。
基本設計は検索して下さい。

  
これは登山靴用なので、
縦が30センチちょいの横が10センチちょいで製作。
Dscn3761_resize1 
 ↓登山靴より、ぐるり一回り大きくなるぐらいに。
Dscn3762_resize1 
縦糸に、PPロープφ8mmを余裕込みで3m。
横糸に、PPロープφ10mmを10mで製作。
(別に太さを変える必要はない、買っちまったから何となく使っているだけ。
ただし、横糸を
φ8mmで作った場合は10mでは足りないと思う。
ひと編み事にφ8mmとφ10mmでは差が出るから。

初めに、横糸10mをコンパクトに糸巻き状にまとめる。
Dscn3735_resize1 
面倒がらずにこの作業は行った方が効率が良い。
編み始めは横糸が10mあるのだから、巻かずにやると10m分ずつ右へ左へ そのつど、そのつど PPロープを送ることになるから。
大事なことなので二度言った。
Dscn3739_resize1 
なるべくぎゅっと小さくなるように2つ作ってガムテで留めておく。
巻き初めの分で1m半ぐらいは出しておいた。

縦糸を、写真の様にフックに掛けて、編み始める。
Dscn3549_resize1  
↓真ん中が、これから編む横糸。
この編み始めは、各サイト色々なので現物合わせで適当に始めた。

とにかくPPロープはよく締まるので気楽に行く。
Dscn3741_resize1 

編み込み初めで気をつける点は、数段編むうちに一気に幅を稼ぐこと。
ダラダラやっているといつまでも先細りで、幅が広がらないので、
意識的にぐっと広げつつ折り返して、
↓写真の様に4、5段目で想定した幅まで持って行くようにする。
Dscn3744_resize1 
↓登山靴って思いのほかデカい。
Dscn3748_resize1_2 
編み方は、
↓縦糸4本に、横糸を編むとなれば、通常の人間なら
これ以外は考えつかないので心配は要らない。
Dscn3751_resize1 
それよりも、

折り返すときに前回より狭くなっていないか、その都度確認する。
地味だが、この作業は丁寧にやったほうがイイ。

↓たまにギュッと押さえる。

Dscn3566_resize1 

しつこいようだが、PPロープはよく締まるので、4往復ぐらいに一回ぐらい押さえるだけでも平気。
↓ラインが足りなくなったら、適量出す。
Dscn3746_resize1_3 
↓で、またガムテで留める。
Dscn3747_resize1 
↓心配なので実際に靴底を当ててみたりする。
Dscn3752_resize1 
↓あと少しだ。
Dscn3753_resize1 
↓フックから縦糸を外し、編み始めの真ん中の2本ラインをむぎゅーっと引っ張ると。
Dscn3754_resize1 
↓すぼまってくる。
Dscn3755_resize1 

Dscn3756_resize2 
↓ん〜、これは失敗。真ん中のラインを引っ張れば丸くはなる。
丸く成るにはなるのだが、
先端で丸くなった横糸のループが
ダブつくんだなぁ。
やっぱり最終地点に向けて、少しずつ横編みの時点ですぼめていかなければカチッと行かない。写真は横糸がφ10mmだからひと編み事に半分ぐらいづつ先端に向かって6段目あたりからずらした。
Dscn3757_resize1 
↓修正したもの。
Dscn3758_resize1 
↓コレで底は完成。

真ん中のラインは締め上げているので、元に戻ろうとするから結んでおく。が、この時点ではまだ切らない
ゾウリムシの状態でキープ。
Dscn3761_resize1 
 
 
【靴とジョイント用のヒモを通すループの製作】
 
↓こんな感じでループを作った。
わらじの場合は4カ所ぐらいしか無いみたいだが、なんたって
科学の粋だからぐるり付けてしまう
縁のようなものだから横方向へ靴がズレにくくなるだろう。
Dscn3800_resize1 

編んだ横糸にループを縫っていくので、ナニか無いかと物色したらおあつらえ向きなコレが見つかった。

↓アフガン針
Dscn3630_resize1  
普通の編み棒だが、知らない世界には
なんだか、すげーネーミングの物があるものだ。
↓こいつを、横糸の間にぶすっと刺す。
弱くなるので横糸自体には通さない、横糸と横糸の間を通す。
Dscn3632_resize1 
↓本来のわらじには、ループは数カ所しか付いていないが、全周に付けてしまう。
Dscn3778_resize1 
↓底側は、横糸1段分で折り返した。すり減って切れるリスクを減らす為。
Dscn3783_resize1 
↓針先にからげて引っ張り出せば難なく通る。
Dscn3784_resize1 
↓作業中のPPロープの扱いで気をつける点は、何もしない状態と比べて、「ヨリがふやけた状態や、
ヨリが多く掛かった状態」になる。
このループを縫い付ける作業では、少しヨリを掛けた方が良い。

Dscn3787_resize1_2 ←
ヨリがふやけた状態
Dscn3789_resize1 ←
ヨリが多く掛かった状態

↓末端の処理は、最後のループに結んでもう一度通して切る。
Dscn3791_resize1 
↓このくらい出しておき。
Dscn3792_resize1_2 
↓ライターで溶かして。
Dscn3793_resize1 
↓溶けたらライターの底で押しつぶす。
 藁じゃ出来ない芸当。
Dscn3795_resize1 
↓ループ部分完成
Dscn3800_resize1_3 
↓下に見える部分を、
Dscn3802_resize1_2 
↓靴の後ろで結ぶ
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